今回は日商簿記1級に1回で合格する方法をお伝えします

専門学校に行く

近年では会計基準の改正なども多く、独学で取得する事は難しいと思います。

長丁場な試験勉強のため、勉強の仕方を考えながらする独学よりも、スケジュールも立ててくれている簿記の専門学校に行き、勉強することが一番の近道と言えます。

なお、私も日商簿記2級までは独学で取得しました(100点合格)。

その勢いで、独学で日商簿記1級を取得しようと試みましたが、無理でした。。(‘_’)
独学で不利と感じたことを下記に挙げると、

独学の一番の不利な点⇒時間がかかる(とにかく時間がかかる)

「時は金なり」といいますが、お金を払ってでも講師の授業を聞き時間を買い、
少ない時間で合格を目指すことが一番の近道です。

また、独学ではわからない事に悩んで、やる気を失ってしまったりしやすいです。
モチベーションの維持が一番重要なため、周りに一緒に勉強している人がいる通学をおすすめします。

簿記の専門学校には通信講座などもありますが、勉強場所も確保でき、簿記勉強の仲間も作れる事が、通学をおすすめする理由です。(近くに専門学校がない方はごめんなさい)(^^;)

基礎問題、過去問をやる

日商簿記1級の試験と考えると、難しい問題ができないと受からないかと思いますが、そんなことはありません。

テキストなら例題、問題集なら一番基礎の問題をすべての項目で出来るようにすることが一番の近道です。

日商簿記1級は合格率が常に10%前後であり、相対試験であります(噂では)。

そのため、試験を受けた集団の上位10%に入ればよいと思いますが、
合格者を出す商工会議所としてはいくらある論点で難しい問題を解く事が出来ても、
別の基礎の問題を解くことができない人に簿記1級の合格をさせたくありません。

そのため、基礎の問題(試験を受けた人の多くが正当した問題)には得点が多く配点される傾向があります。

また、試験の受験者も半数以上は基礎問題を解く事が出来ていないケースが多いです。
なので、基礎問題が出来るようになったら過去問をやり、試験問題に慣れていく事をおすすめします。





試験を申し込む

日商簿記検定の試験は年2回あります(6月・11月)。
試験勉強をしていて、模試なども受けている方は必ず申し込みをしてください。

過去問や模試の試験でまだ30点、40点台で今回は無理そうだから、受験するのは次回にしようというのはやめてください(笑)

受験料が高いですが、人間高いお金を払うと、それを取り戻そうとする心理が働いて、必ず試験日までに得点が伸びます。

そのため、試験の申し込みを忘れないでください。受験しないと合格は手に入れられません。

試験日にピークを

試験日から逆算して、能力のピークが試験日にくるようにコントロールしましょう。

具体的には試験の3、4か月前程度から勉強の時間を増やしていき、1か月前からは大幅に増やします。
働いている人なら、直前期の休日はすべて勉強に費やします(具体的には1日10時間程度勉強)

やってはいけないこととして、初めにやる気を出しすぎて勉強しすぎてしまう事です。
長丁場の試験勉強期間では必ずやる気が出ないときがあり、初めから飛ばしすぎると
燃え尽き症候群のようになり、最後まで勉強できない事があります。

そのため、初めのうちは基礎問題をできるようにする事と、専門学校に通っている場合は
だされた宿題をこなして理解し、次の論点を学ぶようにしてください(難しい問題は初めはやらない)。

上記、4つの内容を正しく実行する事ができれば1回の受験で合格する事ができます。






資格の大原 税理士講座

資格の大原


以上、もっと詳細な合格体験記も書いていますので、気になる方はそちらもご覧ください!!

最後までのお読みいただきありがとうございました。